その他の活動

2015年事前学習会

2015年事前学習会を開催しました。


日時:6月13日(土)午後6時40分(開場) 7時(開演)
会場:セシオン杉並 視聴覚室
内容:「小さな声のカノンー鎌仲監督」
       ダイジェスト版DVD上映予定ー交渉中
お話し:「福島の子どもたちのおかれている現状」(仮)
     満田 夏花さん(国際環境NGO「FoE Japan」理事)

当日の様子を是非ご覧下さい!


映像とトークで学ぶ子ども保養学習会:チェルノブイリから28年、3年目の福島―子どもたちは今・・・

2014年5月30日に行いました、「チェルノブイリ・28年目、3年目の福島ー子どもたちは今」の学習会に、100名を超える多くの方にご参加いただきました。

ありがとうございました。

集会記録の映像が配信されました。

当日のプログラム

■DVD上映 『チェルノブイリ・28年目の子どもたち』

(制作:OurPlanet-TV)

学校や医療機関でどのように健康診断を行い、保養につなげているのか。子どもたちの暮らしはどうなっているのか。

そして母親たちの心中は-。 日本にとって参考になる具体的な取組みや日々の暮らしを取材しました。

 

お話:白石 草さん

  (非営利独立メディアOurPlanet-TV代表・一橋大学院客員准教授)

■「福島の子どもたちの現状…保養のありかたについて」

お話:吉野 裕之さん

  (NPO法人シャローム災害支援センター)

日時と場所など

日時:2014年5月30日(金)午後6時10分(開場)6時 30分(開演)

会場:あんさんぶる荻窪 第1-第2-第3教室 <JR荻窪駅 西口から徒歩5分>

   〒167-0051 杉並区荻窪5丁目15番13号

資料代:500円

20140530保養学習会チラシ
2014 5_30チラシ-2.pdf
PDFファイル 431.8 KB

中野・杉並・世田谷・練馬の保養グループで合同イベントを行いました 

中野・杉並・世田谷・練馬 福島の子ども保養キャンプ実施4グループジョイント企画で、「原発事故から2年半 福島の子どもたちは今」を行いました。

 

日時:2013年10月11日(金)14時-17時

   2013年10月12日(土)10時-17時

場所:なかのZERO 美術ギャラリー2階(西館)

(JR、地下鉄東西線中野駅 南口から徒歩8分)

入場料:500円(各日)

保養交流会チラシ
保養交流会チラシ.pdf
PDFファイル 296.7 KB

 

 

 

宍戸仙助さん講演会  『放射能から子どもたちを守るー福島県伊達市の試み』 

日時:2013年5月15日(水)

会場:杉並区立産業商工会館 3階ホール

講師:宍戸仙助さん (福島県伊達市富野小学校前校長)

主催:福島子ども保養プロジェクト・杉並の会

後援:杉並区教育委員会

 

(この講演会は、盛況に開催されました。)

宍戸仙助さん講演会の感想

 515日「杉並の子ども保養プロジェクト」主催の上記講演会が産業館ホールで行われた。40名あまりの参加だったが、もっとたくさんの方に聞いていただきたいと思った。(部分的な感想を述べる)

 宍戸さんは「事実をありのままに話します」と前置きして、今もまだ放射能汚染の状況は基本的に変わっておらず、冨野小は伊達市の中でも値の低い学校だが、地表を10㎝削り、ものすごい線量だったプールの汚泥を地下15mの地下に埋めて除染した。(それは除染ではなくて移動でしょう?)

 「校庭には登校してから下校するまで一瞬も出られない生活を強いられている。子どもたちはどこにいても『外で遊んではいけない』『土にさわってはいけない』と言われ、登校時にガラスバッジを忘れた子が『お父さんお母さんを心配させるといけないから、ぼく取りに帰る』と言いました。自分でなく親の心を思いやっているんです」・・ここで絶句された宍戸さんの子どもたちを思う温かさが、聞いていて胸に迫った。

 宍戸さんはこうした、日々ストレスの中にいる子どもたちを、一人も欠けることなく参加させることのできる移動教室の意義を強調された。見せていただいたDVDには子どもの可愛い声が「潮のにおいがするよ~」が響いていた。そして、初めは躊躇していた子どもたちが、転げまわって土手を滑り、シロツメクサの首飾りを作り、プールで歓声を上げる映像を見て本当にホッとした。これがたった34日ではなく、ベラルーシのように年224日間、国営のサナトリウムで過ごせたらどんなにいいだろうと思った。昨年の10月、国会の議員会館で「移動教室に復興予算を」の集会が開かれ、ある議員が「子どもたちが土にさわり、地面に寝ころぶのは子どもの権利ではないですか」と話したそうだ。

 こうした中で健気にふるまったり無気力になったりしている子どもたちの心を解放してやりたいという思いが伝わった。「学ぶ権利は子どもに、選ぶ権利は子どもたちを守る保護者にある」と語り、福島の中での認識のずれや不統一が、国の無策や真実を隠す東電の体質などによって起きていること、これからは国や政治家に頼るのでなく住民一人一人の立ち上がりが大切と結んだ。

 私は4月末に訪れた福島を思った。瓦礫や半壊した住宅の中で春の花が一斉に咲く美しい風景と、「安達太良に10年前に降った雪解け水が湧き出した井戸だから飲めますよ!」と話された休業中の民宿で飲んだ冷たい水を思った。アレクセイの泉のように!

 野原のタンポポにも触れることのできない子どもたちを、一人でも多く富士学園の芝生で遊ばせたい。

 

高円寺在住:小林久枝

 

「みんなの会便り・59」より

 

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